パニック障害 広場恐怖

パニック障害と広場恐怖

広場恐怖というのは、パニック障害の患者に現れる3種類目の症状となります。

名前から想像するような広い場所に行くことに不安がある症状ということではなく、パニック発作の患者には苦手な特有の場所があるということです。

例えば、パニック発作が現れた際に、すぐ逃げられないのではという推測が可能な場所です。

人が大勢集まるところや地下道、ビルの中、車の運転時には高速道路などがそうです。

それらは、すぐに落ち着ける場所ではなく、発作を見られる確率も高まるという危険のある場所です。

そして、もし転をしていたら早急にそこから移動するなんて無理な話ですし、高速道路だと止めることができる場所は限られているため、パニック発作が余計に怖くなってしまいます。

公共の乗り物にも不安を感じる人が大多数いますが、それは走っているときにパニック発作を引き起こしたら、ぱっとそこから移動することが無理だからです。

中でも、特急や急行の電車に不安感を覚えるのは、停車する駅が離れているので、簡単に降りることが難しいという理由です。

屋外が怖いと話す人は、発作を招いても他の人に見られないで済む自宅以外は、全て恐怖感を感じるということです。

他に、場所が限定されているような場合では、パニック発作を招いたことのあるところに恐怖感を持ちます。

パニック障害で広場恐怖の症状を抱えていても、一定の場所に恐怖感を持つ人は、それを避けることで通常通り過ごすことができるかもしれません。

しかしながら、広場恐怖のところが相当にある、症状が重症化している人だと、乗り物に乗れないというケースも多く、病院で診察を受けに行くことも難しくなります。

誰かと一緒でなければ外出することが難しくなる人もいるので、そういうときは医師に診てもらうために病院に同行しなくてはいけません。

なお、パニック障害を抱えている人の中には、広場恐怖の症状が見れらないこともあるのです。

 

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