パニック障害と生活習慣
パニック障害を患うことで自暴自棄になってしまう人も中にはいます。
発作の症状を見られたくないために、家から出ないようになり、生活が不健康な状態になっていってしまいます。
不健全な暮らしが、パニック発作をよぶこともあるので、正常な毎日を送る努力をしましょう。
食生活も大事で、偏った食生活にならないことが欠かせません。
パニック発作というものは、血糖値が低い場合に生じやすいので、質の高い食事をするよう意識してください。
パニック発作の発端はいろいろありますが、カフェインも発作に繋がると伝えられています。
コーヒーなどといったカフェインが備わっているものは悪影響が出る恐れがあるため、避けたほうが良いでしょう。
加えて、生活態度を改めることも大切です。
ストレスを放置しないようにする・睡眠不足に陥らないようにする・飲み過ぎに注意する・体調管理に気遣うといったことを心がけましょう。
ただし、疲労を避けるとはいっても、運動をしないというのは間違いです。
軽めの運動に関しては、パニック障害にも必要なので、有酸素運動がふさわしいでしょう。
頭に入れておいてほしいのは、乳酸値を上げるような激しい運動は避けなくてはならないということです。
一人でやっていても、生活習慣を変えるのは難しいかもしれません。
サポート役を引き受けてくれる人が鍵を握っていて、パニック障害について正確に理解した人で、フレキシブルに応じてくれる人が理想的です。
治療を受けていても、望んだ通りの効き目が得られないケースもありますが、臨機応変に応じてくれることによって、患者本人が安心することができます。
食生活をサポートしたり、症状の浮き沈みなどについても患者と同様に勉強することが要求されるのです。